数学Ⅰの公式

【公式集】§2-3.絶対値とは|意味と外し方について

絶対値は扱い方を間違えると計算結果が大きくズレるので注意が必要です。

特に、絶対値を外すときは「本当にこの外し方で問題ない?」というのを確認してください。

絶対値とは

  • 絶対値の意味:数直線における0からの距離

$|A|$ と書いて「絶対値A」と読む。

絶対値の外し方

絶対値は数直線における0からの距離なので、絶対値記号内がマイナス($\lt 0$)なら $\times(-1)$ をして外す。

  • 未知数の絶対値を外すときは必ず場合分けをする

$\large
\begin{eqnarray}
|A|
=
\begin{cases}
A & ( A \geqq 0 ) \\
-A & ( A \lt 0 )
\end{cases}
\end{eqnarray}$

【公式集】§2-5. 1次不等式の問題の解き方(特に絶対値の場合分け)不等号の種類と意味 不等式:数量の大小関係を、不等号を用いて表した式 ※読み方が分からなくても、入試問題...

絶対値の扱い方

$|A|\geqq 0$ なので、2乗すると $A^2$ で絶対値を外すことができる。

  • $|A|\geqq 0$
  • $|A|^2=A^2$

また、

  • $|A|\times|B|=|AB|$

一方、

  • $|A|\pm |B|\neq |A\pm B|$

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ABOUT ME
rad_yamato
大学病院で4年間働いたのち、クリニックへ転職した7年目の診療放射線技師。趣味は昼寝・筋トレ(現在ヘルニアのため中断)・料理・読書など。