不等号の種類と意味
- 不等式:数量の大小関係を、不等号を用いて表した式
※読み方が分からなくても、入試問題は解けます。
不等式の性質
- 不等式の両辺に同じ数を足しても引いても大小関係は変わらない
- 不等式の両辺に負の数(マイナスの数)を掛けると不等号の向きが変わる
例 $A\lt B$ とすると
- $A\pm C \lt B\pm C$
$C\gt 0$ ならば
- $AC \lt BC$
$C\lt 0$ ならば
- $AC \gt BC$
1次不等式の問題の解き方
不等式は方程式と同様、移項による式変形ができる。
$x$ にまつわる1次不等式であれば、式変形を行い、$x$ の条件を導き出す。
※ここでの $x$ の条件とは「不等式を満たす全ての解の集まり」。
連立不等式の問題の解き方
- $|x|$ の条件の数だけ数直線を書き、一番重複する範囲を解とする
絶対値を含む方程式の解き方
定数 $a\gt 0$ のとき
- $|x|=a$ の解は $x=\pm a$
絶対値を含む不等式の解き方
定数 $a\gt 0$のとき
- $|x|\lt a$ の解は $-a\lt x\lt a$
- $|x|\gt a$ の解は $x\lt -a$, $x\gt a$
絶対値の中身が「正か負」によって場合分けをする。
【公式集】§2-3.絶対値とは|意味と外し方について絶対値は扱い方を間違えると計算結果が大きくズレるので注意が必要です。
特に、絶対値を外すときは「本当にこの外し方で問題ない?」とい...
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