受験生の皆さん、毎日自分のやることリスト(To Do リスト)を書いていますか?
僕はあることをきっかけに書くようになりました。
そして、この「やることリスト」は僕にとって非常に有用でしたし、大学入学以降もしばしば作成しています。
今回はそんな「やることリスト」について、毎日用意すべきだと考える理由を書きます。
やることリスト(To Do リスト)とは
そもそも、やることリスト(To Do リスト)とは何でしょうか?
簡単にご紹介します。
やることリストは、その日にやるべきことをひたすら書いていくものです。日付とやるべきことが書かれています。
項目を達成したらチェックをします。こうすることでその日にやるべきこと・やったこと・やれなかったことが一目で分かります。
実際にどういうリストを書いているかというと、こんな感じです。
では、やることリスト(To Do リスト)を作成すべき理由や、その目的について説明します。
その日にやるべきことを可視化できるため
「やることリスト」を毎日用意すべきだと考える理由の中で、最も大きな理由がこれです。
自分がその日に何をやるべきなのか、何から手をつければいいのか、これらを意識しておかなければいけません。
意識できていないなら、勉強の効率は下がります。いわば、地図の無い迷路のようなものです。
地図が無くても迷路を脱出することはできるかもしれませんが、最短距離でゴールへ辿り着くためには、地図があった方がいいですよね。
その日の目標設定をし、そこへ走れば、迷路で迷うこともないでしょう。
自分の努力が目で分かるため
皆さんは昨日、どの科目のどの分野をどれだけ勉強したか覚えていますか?一昨日は?一週間前は…?
覚えている方は中々珍しいのではと思います。
自分が何月何日にどういう勉強をしたのか、やることリストさえあれば、振り返ることができます。
そしてそれが積み上がっていくことで、達成感も生まれるでしょう。受験が終わる頃には1冊の参考書以上の高さまで積み上がります。
達成感のみでは成績向上できませんが、モチベーションや自信にも繋がり、結果的に勉強も捗るという考えです。
各科目への勉強時間を調整しやすくなるため
自分が今やるべきことをリストへ書くことで、どの分野にどれくらい時間を割かなければいけないのか、ある程度予想がつきます。
そこから優先順位を決めて、勉強時間の調整をすることができます。
これを決めておかないと、夕方になって「まだあの勉強できていない…」と、焦る可能性があります。
時間配分は大事です。これは社会に出ても同じだと考えます。
さらに翌日のやることリストまで作れるため
やることリストを書く時のポイントは、「これ全部やり遂げるの無理では?」と思うくらい、リストアップすることです。
凄く頑張っても、基本的にはリストの項目が余ります。
そうすると、翌日に何をやればいいのかが分かります。その日書いたリストのうち達成できなかった分野を翌日にやればいいのです。
例
やることリストに①~⑩の項目を書いたとしましょう。
①~⑧までを終わらせることができたなら、翌日は⑨と⑩を優先してやればいいわけです。
もちろん、順番は自由ですし、翌日は別の分野と組み合わせて構いません。
ここで大事なのは、「何をやらなければいけないんだっけ?」と迷わなくて済む、ということです。
受験生に迷っている時間はありません。何故なら、受験は試験当日までという制限時間があり、かつ他の受験生より1点でも多く勝ち取らなければならない競争だからです。
だからこそ、勉強はベクトル(向きと量)を間違えず、効率良く行う必要があります。
やることリストはその手助けとなるでしょう。